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のどの痛み ~夏かぜ流行中~

こんにちは!

ごとう耳鼻咽喉科・事務長兼看護師の後藤佳代です。

 

最近の感染症の状況ですが、昨年から季節を問わずに一年中「溶連菌感染症」に伴う扁桃炎や咽頭炎が続いています。

のどの痛みと発熱のある方は、単なる風邪ではなくて溶連菌感染症の可能性があります。

「市販薬や風邪薬で治らない」という方は、インフルエンザ検査のような迅速検査ができるので、一度検査を受けられてもいいかもしれません。

溶連菌の症状

ごとう耳鼻咽喉科:溶連菌感染症 のどの痛み

「ヘルパンギーナ」「手足口病」「咽頭結膜熱」

さらに「夏風邪」が流行っていて、当院でも受診者が増えています。

夏風邪といえば、「咽頭結膜熱(プール熱):アデノウイルス感染症」「ヘルパンギーナ」「手足口病」の3つが有名です。

たとえば、手足口病はコクサッキーウイルスによる感染症ですが、その他のウイルスが原因となることがあります。

水ぼうそうやおたふくかぜと違って、何回かなることもあります。多くは「38~39℃の高熱」とのどの痛みが症状です。

 

これらはウイルスによる感染症なので、抗生物質は効きません。高熱の時は、解熱剤を使ってもらって、あとは十分な水分補給と安静にすることが大事です。

ヘルパンギーナのとき

のどに白いポチポチ

ごとう耳鼻咽喉科:のどの痛み